ベーカリーアドバイザーの部屋

難解な製パン理論を、楽しく解説。 どうして??と思ったらのぞいてみて下さい

ベーカリーに適した人材とは?

人材・・・・と言う言葉は実によく耳にしますね。

いかなる業種業態であっても、そこにたずさわる人材の力量いかんで
その会社の将来は決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。

これから人材を募集する企業もあれば、自分が雇われる側としての立場の方も
おられるでしょう。

雇う側は、いったいどのような人材を採用するのがベストなのか?

また、雇われる側はいったい自分はこの仕事に向いているのかいないのか?

今回はベーカリーに必要な人材とは、どのような人の事を指すのかを考えて
いきたいと思います。

ただし、あくまで主観ですからあしからず・・・・・(^_^;)


さて、ベーカリーに必要あるいは向いていると思われる人材とは何が得意で
どのような性格の人だと思いますか?

まずは必要な条件から述べたいと思います。

パン屋を続けていく上で、まず初めに必要なのは健康な肉体です。

そう、つまり体力勝負だということにですね!

いかに能力があっても、半日も持たないようでは話になりません。

パン屋の仕事は、初めての人には想像も出来ないほど過酷です。

数ある製造業の中でも、群を抜いて忙しい仕事であると認識してください。

しかも、有名店ほど過酷さは増し、売れているお店として紹介されている
お店では、トイレに行く暇もないほどです。

これは決して言い過ぎではなく現実なのです。

ですから、何はなくともとにかく体力は一番の要素になるのです。

ですがこれは、あくまで最低ラインでしかありませんよ。

次に大切な要素は、現状否定未来肯定型な性格であること。

少し難しい話ですが、とても大切な要素なので説明させてください。

まずは簡単に言うと、今に満足することなく、常により良い方法を考え出そう
とする性格の事です。

めちゃくちゃ忙しい環境の中では、人はそのほとんどが惰性に流されて、
まるで流れ作業でもしているかのごとく、何も考えずに一日を終わらせようと
します。

と言うよりも、現実に強烈な疲れが襲ってくるわけですから、そんな中で
今よりも良い方法を考え出そうなどという人はなかなかいないものです。

ごく平常心で、平穏な状況でなら、人はたくさんのアイデアを考案できる
でしょう。

しかし、パン屋さんはめちゃくちゃ忙しいのです。

そんな忙しさの中にあっても、こうすればもう少し効率が良くなるのでは・・
とか、こうしたらもっと味が良くなるかもしれない・・・という考えが
自然に湧いて、どうにもこうにも試したくなってしまう。

そんな性格の持ち主が、パン屋に最も適した人材であると私は断言できます。

これは何も製造にたずさわる人だけに言えることではありません。

販売員しかり、オーナーや幹部しかりです。

大半の製造業従事者は、本日を無事に過ごす事を念頭に置いて働いています。

勿論大手作業所の流れ作業などでは、その方が向いているかもしれません。

しかし、ベーカリー、しかも手作りパンや焼き立てパンのお店なら、市場は
刻一刻と変化し、日々新しい業態が参入し、明日・・・・が平和に訪れると
いう確証は極めて得にくい業種なのです。

そんな中にあって、忙しいという ”今 ”に負けて明日を開拓出来なければ

結局忙しさすら無くなってしまうのです。

忙しいうちに、より忙しくなるための方策を日々考案していかなければ
明日はやがて来なくなるのです。

それがベーカリーの現状なのです。

そして次に・・・・

いやいや今回は少し長くなりそうですので、続きは次回にしますね (^_^;)









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