ベーカリーアドバイザーの部屋

難解な製パン理論を、楽しく解説。 どうして??と思ったらのぞいてみて下さい

生産性とは?

私達は、仕事という名の労働を行う事によって、その見返りとして報酬を得ています。

様々な業種業態がある中で、そのほとんどが何かを作って売ることで生計をたてているのです。

我々の業界などはまさにその中心的存在である、いわゆる製造業という物を製造することをメインとした業種であると言えます。

物を作って売る以上は、一日に中で、どの位の時間で、どの位の費用をかけ、どの位の人員で作ったか・・・・

と言う事がとても重要となってきます。

なぜなら、販売する価格よりも費用の方が多くかかってしまったのでは、いわゆる儲けが無くなってしまうからです。

儲けが少なければ、企業は存続できずに倒産・・・となる訳ですね。

売り上げは、私達にとっての給料と同じように、多ければ多いほど助かります。

しかし、売り上げがいくら多くても、支出の方が多ければ、企業も我々も生活していくことが出来なくなってしまいます。

と言う事は、売り上げを上げる事はとても大事な事ですが、同じ売り上げでも経費が少ない売り上げの方が儲けが多くなって、企業がうるおうことになりますね。

ですから、同じ売り上げを上げるにしても、効率良く製造すること・・・・こそがとても重要になってくるわけですね。

無駄なく効率良く作業が進んでいるか・・・そんな事を示す指標を生産性と言います。

適正な原材料費率で、適正な人員によって効率良く製造が行われているかどうか、それを表すのが労働生産性です。

この労働生産性の善し悪しは、パン屋さんにとっては、ズバリ仕事が早いか遅いか・・・・と言う事に直結してきます。

成形や焼成のスピード、敏速な判断力、無駄のない動き、これらをクリヤーできる人材がいるパン屋さんが、つまりは生産性の高いパン屋さんとなるのです。

少しでも早く、高い品質の商品を作り出す事、これこそがベーカリーで働く者に求められる一番の才能です。

しかし・・・です。

敏速な動きはとても重要なのですが、手間のかかる商品ばかりでは、いくら手際が良くても結果的には製造に手間取ることになりますね。

ですからここで、効率の良い、しかも作業性の良い工程というものがとても重要になってくる訳です。

働く人間の中には、どうしても機敏に動くのが苦手だと言う人がいるものです。

すべての人材が、テキパキと動くと言う事は理想ではありますが実際には不可能でしょう。

と言う事は、作業内容をいかに工夫して、少しの時間でも効率良く製造できるようにするかを考える事が、生産性を高める最良の手段であると言えると思います。


手間をかけずに手間がかかっているかのように見える商品の開発。

作業全体がスムースに進んでいく作業工程。


そんな事を日々考えながら、今日よりも明日、明日よりもあさってと、日々進化していく職場こそが、いつまでも生き残っていく優良店を生むのだと、私は思います。








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