ベーカリーアドバイザーの部屋

難解な製パン理論を、楽しく解説。 どうして??と思ったらのぞいてみて下さい

新商品の重要性について

新商品・店長のおすすめ・限定商品・季節限定品・数量限定

どれを取っても、お客様の大好きなフレーズですね!

お客様は、常連になればなるほど、上記のようなフレーズのパンを求めたくなるものなのです。

常連になると言う事は、そのお店の商品の中に、いつでも食べたいと思っているお気に入りがあるからです。

とは言え、いつも同じものばかりでは飽きてしまいますよね。

また、常連になってくださるお客様は、お店を信頼しきっています。

味しかり、雰囲気しかり、接客しかり、品揃えしかりです。


ここのパンを食べたら、もう他のパンは食べられないわ!!

そんなおおげさな(^_^;)とも思いますが、実にありがたい言葉ですよね!

職人冥利に尽きるとはこの事です。


こんな事を言って下さるお客様が増えて来ると、いつ行っても同じ商品ばかりと言う訳にはいかなくなります。

その為には、常に新しい商品を提供し続けなければなりません。

今までに無い新商品であったり、定番品をグレードアップさせてみたり、季節によって具を変えてみたりと、その内容は色々あると思いますが、要は


常に飽きさせない工夫をする

と言う事が重要なのです。

しかしです。

お店にも陳列する商品には限界がありますよね。

しかも、どんどん新しいパンを作って行くと、いたずらに手間ばかりかかってしまう事にもつながります。

ですから、当然のごとく新商品を出したら、定番品を停止しなければならなくなります。

そんな時、どの商品を止めるかで、お客様をないがしろにしてしまう場合があるのです。

大抵はあまり売れていない商品を中心に、止めるリストに入れると思いますが、以外にもそのようなあまり売れない商品にも、それを好んでいるファンがいるものなのです。

かと言って、そんな事ばかり考えていたら、どんどん品数だけが増えてしまいますよね。

大勢の為なら少数は見捨てるのか・・・・

心理学のような話ですが、実際に皆様も経験があるのではないでしょうか・・・

あれ~、あの商品がいつの間にか無い!!! (>_<) みたいな

現実には仕方のない問題なのですが、そこは地元の個人店としての利点を生かして、

丁寧にお客様に経緯を説明するのです。

そのタイミングで新商品をおすすめすると、大抵の場合は

 ”あらそう? それじゃ今度はこのパンを食べてみようかしら”

となるものです。

常にお客様と会話のあるお店なら、どうという事は無い問題ですね!


また、新商品を開発するに当たって、しっかりと把握しておかなければならない事があります。

それは、商品アイテムのバランスです。

例えば、甘いパンばかり多くないか? 価格が片寄っていないか?

同じような形が多くないか? 同じような色彩のパンが多くないか?

全体的に油っこくないか? などなど・・・・

常にバランスを保つように考えなければなりません。

さらに、商品のバランスを考える上で大切な事は、

客層に合ったバランスをつかむと言う事です。

女性客が多いのか? 男性客が以外にも多いのか?

年齢層は? 客単価は? 単身者が多いか? 既婚者が多いか?

自分のお店の客層を十分に把握しておく事で、朝食用のパンを増やすべきか、昼に簡単に食べられるパンを増やすべきか、はたまた夕食にも食べられるようなパンを増やすべきかなどなど、狙いを定める事が出来るのです。

ただむやみに新しいパンを作ればいいと言う訳にはいきません。

新商品をお店の武器にする為には、客層をしっかりと把握する事が絶対条件なのです。


客層を把握する→お客様と対話する→好みを知る→客層に合った新商品開発
   ↑                           ↓
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このような流れをつかむと、商品開発も楽しくなりますよ!

色々な難しい商品分析法もありますが、


お客様に直接聞く

どうやらこれに尽きると思いますよ(笑)




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