ベーカリーアドバイザーの部屋

難解な製パン理論を、楽しく解説。 どうして??と思ったらのぞいてみて下さい

直接お逢いするメリットについて

業務内容の更新をさせていただいてから、多数の方に問い合わせを頂きました。

どの位来てもらえるのか?

どこまで来てもらえるのか?

一日いくらなのか?

どのような内容で指導してもらえるのか?

趣味程度でもお願い出来るのか?

短期間でも契約可能なのか?


などなど、様々なご質問をいただきました。

どこの馬の骨かもわからない奴を、そう簡単には呼べませんよね(笑)

ほとんどの場合、何度かのメールのやり取りを行った後に伺わせてもらう事が多いのですが、実際に伺ってみると随分とメールでのやり取りの時とは、商品全体から伝わってくる印象や、オーナーの考え方が違っている場合があるのです。

と言うのは、どうしてもメールでのやり取りではとりつくろってしまう、つまり良い所を見せようとする心が働いてしまうのだと思うのです。

そうなると、本来修正していかなければならない重要な部分が隠されてしまう事になり、こちらも本筋をなかなか掴む事が出来なくなってしまうのです。

誰しもがそうだと思うのですが、指摘や注意を受けるよりも、むしろさすがだと言って欲しい・・・・

これは当然の心理だと思います。

だからこそ、真実の姿を、日々のありのままの姿を早く見せていただく事で、その後はお互いに遠慮がいらなくなるのだと思うのです。

と言う事で、少しでも早く呼んでいただけるようになる為に、今回はもう少しだけ伺う事のメリットを詳しく説明させていただきたいと思います。

そおれにはまず、私がなぜこのブログを開設したかについてお話しさせて下さい。

学校を卒業し、社会に出てから現在に至るまでに、ずっとこの職業を続けてきたのですが、正直言って私はあまりパンを食べません。

パンを作るという事自体にも特に喜びがある訳でもなく、パンをこよなく愛し、パンを作る事に喜びを感じていらっしゃる方々には申し訳ない気持ちすらあるのです。

私の知る限り、この業界でトップクラスの有名な職人さん達の多くは、みな生活そのものがパン作りであり、パンを愛し、パンを作る人を愛し、パン食文化を継承する為に人生をささげていらっしゃいます。

しかし私は、そもそも働くと言う事自体に気が乗らないぐうたらな性格なのです。

学生時代に多くのアルバイトを体験しましたが、すべて三日坊主でした。

これから社会に出たら一生働かなければならないのか・・・・

私に務まる仕事なんて、長く続ける事が出来る仕事なんていったいあるのだろうか????

そんな事をず~っと考えていたりした、どうしようもないダメ人間だったのです。

それがどうでしょう・・・・

結局何となく通学途中に良い臭いのするパン屋さんがあったと言う事で、そこにアルバイトに行く事にした・・・

それのどこに奇跡が隠れていたのか、今に至っても辞める事無くこの仕事を続けているのです。

いったいなぜなのか???

労働そのものが嫌いであった私が、なぜこんなにも重労働であるパン作りを続けていられるのか???

しかも低賃金だし、朝は早いし、休みは不確定だし・・・・

しかし、その理由をいくら自分なりに考えてみても、さっぱり解らないのです。

パン生地の、あの肌ざわりはもちろん好きですし、焼けた香りも好きではあります。

しかし、和食や中華、うどんやパスタの方が断然好きですし、外食でパンを食べると言う事はほとんどありません。

そんなふざけたようなパン職人の私が、この仕事を通じて今までに知りあったり一緒に働いたりしてきた人達に、いつも感じる事があったのです。

それは、どうしてそんなに生地を荒らすのだろう・・・・

なぜ生地の気持ちが解らないのだろう・・・・

どうしてもっと段取りを考えないのだろう・・・・

なぜパンをこんなにも好きだと言う人達なのに、パン作りが下手なのだろう・・・・・

パン作りが好きだと言う人達の作る、思いのこもった変なパン・・・・

パン作りは仕事で仕方なくやっているはずなのに、そんな私のパンの方が格段に美味しく、素晴らしいものになっているという事実・・・・

そんな事を感じていた私は、どうしても黙ってその人達を見ている事が出来ないでいたのでした。

テキトーな男が作るパンよりも、パンが好きな人が作るパンの方が素晴らしいものでなければならないはずだ。

そう思ったからです。

今思い返してみても、私はどうしたらより売れるパンが作れるか・・・と言う事よりも、どうしたら一緒に働くスタッフ全員が、完成品の精度を上げる事が出来るか、技術力が向上するか、品質が毎日安定するかと言う事ばかりを考えてきたような気がしています。

たまたまこの業界に入り、たまたまパン作りのなんたるかが他の人よりも多めに解る感性を持ち合わせた事で、つまづいている人や不器用な人を放ってはおけない・・・・

きっと何かが解らずにいる事で、パン生地の気持ちを掴めずにいるに違いない。

そんな気持ちになったのでした。

技術と言うものは、手取り足取りでしか教える事はできません。

ですから、一緒にいる人限定の指導方法になってしまいますが、製パン理論なら、より解り易くすることで全てのパンを愛する人達にも届ける事ができるかもしれない、その様に考えました。

パンの作り方と言うのは、何が正しくて何が間違っているのかが非常に分かりづらく、生地の取り扱いに至っては表現のしようがないものだと思っています。

ですから、このブログを通して生地の取り扱いに対する私の考えを伝える事で、少しでもパンが好きな人達の感性を湧き立たせることが出来るとしたら、そしてこのブログを通して問題解決のお手伝いが出来るとしたら、私もこの仕事を続けてきたかいがあったということになるかもしれませんし、単にふざけたパン職人から、人の役に立つパン職人へと変われるかもしれないと思ったのです。

パン作りをしていて、何かにつまずき検索をしていたらたどり着いた・・・・

製パン理論を調べていたらたどり着いた・・・・

いずれにしても、パン作りに対して向き合っている人がたまたま見つける事ができるこのサイトで、何かを感じ、何かを変えたくて問い合わせを下さる方々とは、まさに奇跡の出会いだと思うのです。

そんな奇跡の出会いと、私の技術と知識がパン好きの御役に立つ事が出来るかもしれないというという思いを込めて、このブログを更新しているのです。

私にはそもそも、お店を開いてパンを作って儲けたい・・・・その様な気持ちがまったくありません。

ですから、どんなお店に伺っても、純粋にパンと生計を共にしていきたいと考えて独立されたオーナーには、頭が下がるのです。

よくもこんなに忙しく、しかもいつ潰れるかもわからない業種を選んだものだ・・・・

来る日も来る日も従業員に悩まされ、品質に悩まされ、売上に悩まされ、それでもけしてあきらめようとはしないその強い精神・・・・

安定と言う名の職業にしがみついている輩とは大違いの、勇敢なる開拓者だと私は思います。

しかし、いくら思いがあっても技術が伴わずに、商品に魅力を出せないでいるオーナーがいます。

パン作りが上手くいかなくても、質問できる相手がいないオーナーがいます。

お店の商品構成に不安を抱えているオーナーがいます。

その他にも例えば・・・・

作業工程を組む事が苦手で、長時間労働をしいられている従業員がいます。

新しい商品の開発が重荷で、ずっと同じ商品のお店があります。

一人で色々と手を出し過ぎて、結局過労しか残らないオーナーがいます。

色々こだわってはいるものの、それが商品の魅力として表れていないお店があります。

忙しいを言い訳に、不衛生極まりない工房があります。

設備と製法がまったく合っていない工房があります。

レシピを自分で作った事の無いパン職人がいます。

自店のパンが嫌いだと言う従業員がいます。

製法・成形が複雑過ぎて、長時間稼働となっている工房があります。

オーナーと従業員がうまくいっていないお店があります。

派閥があり、お互いがけん制し合っているという構図のお店があります。

製造員対販売員と言うような構図のお店があります。

オーナーがパートタイマーに遠慮して何も言えないお店があります。


まだまだ沢山ありますが、きりが無いのでやめておきましょう。

パンが好きで、パン作りを仕事として選び、そして発展させていきたい・・・・

そう思っての起業であったはずが、色々と悩みを抱える事になるのは至極当然の事なのです。

どのような業態であっても、もちろん悩みはつきものですが、パン作りはさらにその上に難解さが付きまとう事になります。

技術も技量も全てを習得してから独立するのが理想かもしれませんが、実際にはなかなかそうはいきませんよね。

そんな、思いは人一倍あるけれども、技術と経験が今一つ足りないで独立してしまったという方々にこそ、是非私を使っていただきたいのです。

そして、出来る事なら一度現地へ伺わせていただく事によって、設備も技術もレシピも商品も、そしてオーナーの人となりや、従業員のやりがい、接客、立地、製法などなどを実際に隠す事無く見せていただく事によって、そのお店に合ったアドバイスが行えると考えます。

しかし現実には、実際にお目にかかった事の無い契約者様もいらっしゃいますし、その方とはほとんどメールでのQ&Aになっています。

レシピの提案をそのまま実践される方もいらっしゃれば、現在使用しているレシピを変えずに、製法を工夫したいと言う方もいらっしゃいます。

作った事の無いパンを作りたいので、動画を希望されている方もいらっしゃれば、副職として趣味で色々なパンが作りたいと言う方もいらっしゃいます。

遠方ゆえに、どうしても現地へはいけない場合もありますし、その方とはスカイプでテレビ電話を通して商品の完成度をチェックしたりしています。

現在ご契約頂いている方々には解ると思いますが、契約料で生活をしていけるような金額はいただいておりません。

それでも人の役に立てているという喜びが私には唯一の生きがいなのです。

働く事が嫌いであったのに、たまたまこの業界に居座り、たまたま人に何かを教えられるような技量を得られた奇跡を、求めている人がいる限り使っていきたいと思うのです。

どうか気軽な気持ちで頼って頂きたいと思います。

あなたの望む形で、応援ができる・・・・

そんなアドバイザーでありたいと思っています。

2 Comments

日々悶々 says..."質問です"
いつも拝見しておりますし何度か質問させていただいております。この回にある直接お会いするという件でお聞きしたいことがあります。その場合このコメント欄以外で静かな朝さんと連絡を取ることは可能なのでしょうか?コメントというより一方的な質問で失礼しました。
2014.02.02 23:01 | URL | #- [edit]
しずかな朝 says..."日々悶々さん、こんにちは"
いつもコメントありがとうございます。

左側中断あたりにあるメールフォームから、直接メールを頂く事で、私のパソコンに直接届くようになっています。その際、アドレスをお間違いのないように入力して下さいね。

この場を借りてお伝えしておきますが、アドレスが間違っていて、こちらから送ったメールが届けられない・・・と言う事が非常に多いのです。

ですので、もしも何日か経過してもメールが来ないようでしたら、それはアドレスが間違っていたのかもしれないと、今一度メールフォームからアドレスを入力し直して頂きたいのです。

よほど失礼な内容であるか、あるいは、あきらかに業者の勧誘やいたずらであろうと判断した場合以外は、必ず返信はしていますので、あきらめないでメールを頂きたいと思います。

今までに、何度もそのようなことでメールが送り返されてきたのですが、なぜかそれ以降、再度の問い合わせを待っていても連絡はありません。

恐らく、しかとされたと勘違いされているのでしょう。

しかし、私としてはそれ以上どうすることもできませんので、どうかアドレスの入力間違いには、お気をつけ頂きたいと思います。

2014.02.03 04:21 | URL | #- [edit]

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