ベーカリーアドバイザーの部屋

難解な製パン理論を、楽しく解説。 どうして??と思ったらのぞいてみて下さい

医療のすべてが必要なものだとは限らないのです。

近藤 誠医師をご存知の方というのは、はたしてどのくらいいらっしゃるでしょうか?

スーパードクターと言われるような方は、度々テレビや雑誌でも取り上げられますが、近藤医師はまず出てきません。

医療機関及び医療関係の組織などを含めると、いったいどれほどの大組織となるか考えた事がありますか。

前回も書きましたが、その巨大な組織のほぼすべてが推奨しているであろう早期発見、早期治療の為の各種検診は、不必要であるどころが百害しかないと近藤医師は断言しています。

検診を推奨しているのは、もちろん医療関係だけにとどまりません。

あらゆるメディアや自治体なども、全面的に検診を勧める活動を行っていますし、行政も国民のほとんども、検診や人間ドックを定期的に受けることがいかに大切かを訴えています。

それらに関わるすべての人々を敵に回して、まったく反対の理論を唱えているのが近藤医師なのです。

ただし、恐らくは年々、近藤医師の理論に耳を傾ける人達が増えてきている事は事実です。

それは何故かと言いますと、現実問題として医療機関によって不必要な治療を受け、悲しくもこの世を去る人が増えてきているからです。

また、軽い気持ちで検診を受けて再診をうながされ、元気であった人が見るも無残な姿で退院してくる、あるいはそのまま二度と帰っては来ないというようなことを経験した家族が増えてきているからです。

書籍には、検診で腫瘍が見つかったとか、あるいは疑わしい影があるとか、あるいは血圧が高めだとか、念のために精密検査を・・・・・などと言われて落ち込まずに、まずはその事は忘れなさいと書かれています。

また、元気であったのに入院をさせられ、治療と薬で身体が日に日に衰弱し、助けを求めてきた患者に対しては、病院から夜逃げをするようにアドバイスをされています。

このことだけをみると、随分といい加減な事を言うなと思いますよね。

しかしこれらにはすべて理由があるのです。

皆さんは経験がないでしょうか・・・・・

注射をうってもらったら、数日間めまいがしたり具合が悪くなった。

たまたま違う病院に行ったら、まったく違う病名を告げられ、全く違う薬を処方された。

検診で血中脂肪が少し高めだということでだけで再検査を言い渡された。

外科に腰痛で診察に行ったにもかかわらず、飲み薬を4種類も処方された。

これは私が経験したほんの少しの??ですが、こんなものでは済まなかった人がたくさんいるはずです。

まったく元気に人間ドックに行ったのに、そのまま翌日入院となり、数日後には面会謝絶状態になり、数週間後には亡くなってしまったというようなことを経験されている御家族が現実にたくさんいます。

しかし、どのような治療が具体的に行われていたのかは家族には解りませんし、ただお見舞いに行くたびに元気がなくなり、日に日に衰弱して行くのを目の当たりにしながらも、医者を責めるわけにもいかず、なぜこんなに苦しんでいるのだろうか?あんなに元気だった人が、こんなに急に病気が悪化するものなのだろうか・・・・

その様な悶々とした気持ちをもちながらも、ただただ見守ることしかできないという状況の中、死亡を告げられるというケースがあるようです。

その様な経験をお持ちのご家族や、どうしても受けた治療に納得がいかない人達の家族会には、近藤医師は無くてはならない存在になっているのです。

セカンドオピニオンという言葉が現在では当たり前のように使われていますが、これは今現在行われている治療、またはまさにこれから行おうとしている治療方針や、その病気そのものの信憑性を、第三者にも確認してもらうという意味で、別の医師のもとに診察を受けに行くことですが、この言葉、そしてその行動を世にしらしめたのも近藤医師であると私は思っています。

上記で紹介した、元気であった人が数週間後に帰らぬ人になる・・・・という背景には、いわゆる誤診や医者の無知、あるいは経営的な意図というのも存在する場合があります。

先生・・・・といっても、全ての医師が腕がいい、あるいはその病気に精通しているとは限りませんし、若い医師が色々な意味で経験不足であることももちろんあるでしょうし、経営的に上手くいっていない、つまり患者が少なくベットが空いていて、何とか埋めたいという気持ちが、大袈裟な治療に発展してしまう場合も無きにしも非ずでしょう。

そして、そのようなことを少しでも回避する為には、別の医師の意見も聞いたうえで判断した方が、確信が持てるわけです。

不安がぬぐえない場合には、二人と言わずに三人の医師の意見を聞いても良い位です。

それくらい、医師の言う事をただうのみにして信用してはいけない場合があるということを、自己責任として知っておかないと、無意味な治療をされてしまうことがあるのです。

しかし実際にはどうでしょうか・・・・・・

”先生、別の先生に意見を伺いたいので、カルテを貸していただけますか・・・・・”

そんな事が先生に対して言えますか??

現実にはなかなか言えませんし、恐らくこの先生なら問題ないだろう・・・・大きな病院だしな~・・・・・

現にこうして存在している訳だから、まず安心だろう・・・・・

そう思いますよね。

ただし、帰らぬ人の御家族も、もちろんそう思って安心していたはずです。

また、検診には一般的な数値目標というものがあります。

その数値よりも血圧や血中脂肪などが少しでも高かったりすると、もうそれで予備軍の仲間入りになります。

例え少しでも、決まりは決まりですから、生活習慣を正すように言われ、出来れば念の為に再検査を受けるように言われるはずです。

もっと言うなら、会社で検診を受けた場合などは、数値が高かった場合などは再検査を受けるのは義務になります。

もし受けて、適正値に戻せなければ、何かしらのペナルティーを与えるという会社もあります。

少し具合が悪くて休みたい程度の事でも、会社としては必ず診察を受けるように勧めますし、診察を受けないと病休にしてくれない体質のところも多いはずです。

このようにして、何が何でも体調がほんの少しすぐれないという程度の事でも、医療機関に行く羽目になりますし、検診も受けないとペナルティーが待っています。

そんな世の中にあって、検診の悪を訴えた所で、全ての機関がその事を認めるというのはあり得ない事なのです。

残念ながら、子や孫の代になっても無理かもしれません。

ですので、例え検診に行って何かを言われても、それは無視しろ、余計な心配をして簡単に医療機関に行ってはいけないと言っているのです。

具体的な治療をすでに行っていて、どんどん体調が悪くなり、この治療法は正しいのだろうかと思うような場面があったとしても、それを医師や看護師に言ったところで言い負かされてしまうのが関の山です。

ですので、そんな時は問答無用で夜逃げをするしかないと言っているのです。

ふざけているのではなく、まさに正論で、助かる道は自分で決める、そして医療全般を信じ切ってはいけないという事を教えているのです。

お医者様も多少のミスはするでしょう、神様ではないのですから。

そして、そのお医者様のおかげで、今も元気で生きているという方が大勢いるはずです。

そんなバックボーンがあるからか、子供が少し熱を出したからといって、すぐに医者に行く親御さんはものすごくたくさんいるはずです。

そして確実に薬が処方されます。

先生に診ていただいて、薬をもらって親は安心ですよね。

しかし、薬を飲むのは子供自身です。

子供に選ぶ権利や知識はありませんから、子供もまた親を信じて薬を飲みます。

薬というのは、例えば風邪で熱があるような場合には、確かに熱が下がる事があります。

しかしそれは、風邪を治している訳ではなく、熱で菌を体内から追い出そうとしている子供の自衛本能を遮断しているのにすぎません。

つまり、自らの身体が病原菌と戦うことで丈夫な大人になっていくはずが、その戦いを中断してしまうのが薬なのです。

親は熱さえ下がれば安心しますが、子供は熱で病原菌を追い出そうとする力を失ってしまいます。

それどころか、間違いなく多少なりとも副作用は受ける事になるのです。

薬がもたらす最大の効果は、病気を治す事ではありません。

痛みを感じなくする、あるいは闘う事を止めさせるという事は出来ますが、病原菌を撃退する事はできないのです。

であるにもかかわらず、薬は確実に体内の正常組織に影響を与えます。

その影響により、脳や神経が麻痺してしまう人や、ガンなどが発病してしまう人もいるのです。

知らない人は幸せで、身近にその様な子供がいるという人にとっては、まさか風邪薬でそんな事になろうとはと、悪運の宝くじでも引いてしまったかの如く悲しい思いをすることもあるのです。

こんな話を持ち出すと、では熱が上がり過ぎて脳に障害を持ってしまったというような場合はどうしてくれるんだというような議論が必ず出てきます。

そして確実に、そちらの義論が世の中を支配していますので、多少のリスクはあっても薬を飲んだ方が安心だという方向になってしまうのだと言えますし、皆様も良く目にしているであろう製薬会社のCMを見るにつけ、これからもどんどん医薬品は売れ続けていくのだろうなと考えさせれらてしまいます。

”効いたよね、早めのパブロン”

この言葉通り、病気はすべて早めに発見、早めに治療をする事が何よりも大切である・・・・・

私の周りの9割の人は皆そう思っていますし、がんの宣告を受けたご家族に、近藤医師の話をしても、まず読む人はいません。

みんなで渡っている大きな横断歩道をそれて、歩道の無い場所を一人で突き進むような真似を、いったい誰が進んでやるでしょうか。

ですので、この本を読むも読まないも、そしてどう感じるのかも皆さん自身の問題でしょう。

しかし、もしこの治療はおかしいのではないか??と思えるような体験をした場合、この本は間違いなくあなたを導いてくれると断言できます。

それほどに筋の通った理論と実体験にもとづいて書かれた書籍であると言えます。

近藤医師は、国内どころか諸外国の医療データをも研究し尽くしてこの理論にたどり着いたと書かれています。

書籍には、様々なデータに基づいてそのデータの信憑性にふれ、また、自分の理論に基づいて治療を行ってきた患者の経緯を紹介しており、理論だけではなく実際の臨床データとしても核心に触れる内容になっています。

つまり、世の中の常識と言われてきた現在の医療に異を唱えながらも、自分の治療方針を数十年間患者と共に実体験しながら、理論に肉付けしてきている訳です。

病気や治療法というのは、人の数だけ存在し、皆違うそうです。

書籍で紹介されている事例に全てが当てはまる人もいれば、一部だけ当てはまる人もいる事でしょう。

しかし、一つの確信がつかめえれば、その後はどう考えれば良いかは、意外と解るものだと近藤医師は言っています。

今回は、なぜ早期発見が無意味なのか、検診が百害なのかの理由については書けませんでした。

しかし、その理由についてだけは次回どうしても紹介しておきたいと思います。

おおよそパンとはかけ離れた内容ばかりで恐縮ですが、とても重要な事ですので、今しばらくお付き合いいただければと思います。

2 Comments

sakura says..."正にそうですよね"
近藤医師の書籍、私も読んだことあります。
おおいに頷けることが書かれてありましたよね。

実は義父70代後半が少し前にすい臓がんと診断されました。
体調がすぐれなくて受診したそうです。
でも不調ではありながらも仕事には出ていました。
ガンと診断され、手術。
少し経ってから退院しましたが、まるで別人のようになって帰ってきました。
手術する前の方がずっとずっと元気そうだった…
術後の義父を見た時の率直な印象です。
誰だか忘れましたが、ある役者さんがガンと診断され、手術か放置か決断を迫られたという話を昔聞いたことがあります。
そして、その方が選んだのは放置。
理由というのが
「このまま放置すると命は短いかもしれないが今の仕事は続けられる。もし治療をしたら命は長くなるかもしれないが仕事が出来なくなる」
最初この言葉を聞いたとき不思議な気がしたものです。
治療をしたら仕事が出来なくなるってどういう事?治療をしたら良くなるんじゃないの?

でも義父の姿を見て、その役者さんの言葉がスカッと理解できたのです。
こういう事だったのか…

自覚症状が出たらおしまい、手遅れ、だから早くに見つけないと!
よく言われていますよね。

でも、考えてみれば自覚なく普通に生活できているのでしょ?それでいいのではと私は思います。
自覚ない状態で検診で見つけられて治療に入る→治療により体力低下。
これが最近の現状でしょう。

余談ですがうちの主人は検診好きです。
どんどん病気を見つけようとします。いつもテレビで病気特集を見て知識を得、いつも病気のことを考えてます。
正に意識を病気に集中させて引き寄せてるとしか思えません(笑)
事実しょっちゅうあそこがここが…と言ってはいろんな薬を飲んでます。
こういう人は、もうどうにもできませんね。好きでやってるんです。だから好きにさせてます。

私は病気の番組、進んで見ることありません。
そんなところに意識を向けたくないからです。
検診にも行きません。
でも主人よりずっと元気です。
もしパタッと倒れたら、それでよしとします。
お呼びがかかった時には素直にそれに従うだけですから。
もうこちらに帰っておいで、というメッセージですからね。

やれ定期検診、オプション検診、再検査…

先日主人が支払った料金、14000円だったそうです。
これでも生協で安く済んだと喜んでました。
私ならそのお金でリッツカールトンにランチに行きますね。
ついでにディナーまで行けそうな金額ですよ(笑)
2015.05.11 10:45 | URL | #- [edit]
しずかな朝 says..."sakuraさん、コメントありがとうございます。"
丁寧なコメント、恐れ入ります(*^_^*)

よく観察していらっしゃる・・・・・

そして見やすい文面・・・・お手本に致します(^0_0^)
2015.05.18 05:40 | URL | #- [edit]

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