ベーカリーアドバイザーの部屋

難解な製パン理論を、楽しく解説。 どうして??と思ったらのぞいてみて下さい

基本技術を習得しましょう!

ベーカリーを開業するにあたって、あなたにパン作りの経験があるか無いかは、最初の時点では自信を持てるか否かに大きく影響すると思われます。

しかし、私の経験では、長くパン作りをしているからと言って、イコール素晴らしい技術を習得できるとは思われません。

それよりも、自らの開業を目標としているかどうかで、大きく変わってくると思います。

何事もそうだと思いますが、単なる仕事としてパンを作っている人は、それなりの進歩しかありえません。

ところが開業を目標としている人は、情熱が違いますので、技術を習得するとか作り方を憶えるというよりも、自分の物にするという一生懸命さで、劇的なスピードで一流になったりします。


あくまで私の主観ですが、パン作りを仕事としている人には、大きく分けて三種類の人がいると思います。

第一は あくまで仕事としてパンを作る人

第二は 趣味も含めたライフワークとして、パン作りを楽しむ人

第三は 食べる人の感動だけが、パンを作る理由である人

いかがですか? あなたはどのタイプでしょうか?

悲しいかな、ほとんどの方が第一番に属していると思われます。

自分ではそうではないと思っている人も多いと思いますが、ほとんどが単なる仕事として、たとえが少し乱暴ですが、”毎日ダラダラと何となく作っている” という人です。

そして、もっと言うなら、この人達は自分なりには精一杯やっていると常に自分を褒めています。

ですから、自分は一流だとのプライドを持っています。 ただし、何の根拠も無くです。

ほとんどの方が第一番に属し、その殆んどの方が自分の技術には自信を持っているわけですから、世の中は なんちゃって一流なベーカーで溢れかえっています。

こんな失礼な事をいったら、さぞかし怒られるでしょうが、真実なのです。

もし、あなたが開業を目指しているのなら、経験があるなしに関わらず、絶対的に自信の持てる基本技術の習得が必要です。

それには、自分が心から素晴らしいと思えるお店で、修行させてもらう事です。

たとえ数日でも構いません。

本物の技術と、素晴らしいオーナーのパンに対する姿勢を目の当たりにすることで、あなたの中に眠っていたセンスが開眼するかもしれません。

若い方は特にですが、製菓製パン学校に通うのが道筋だと考えがちでしょう。

しかし、怒られる事を覚悟でお話しますが、あんなものはおままごとに過ぎません。

開業してオーナーになると言う事は、多額の借金を背負って、従業員の家族の生活まで面倒見ながら、毎日毎日売上確保の為に血みどろの戦いが待っているのです。

ましてや、クレームや競合店などによって、いつ潰されてしまうかもわからない、保障された明日などない真剣勝負の世界なのです。

この真剣さは、到底学校では教えられないのです。

現実、学校卒業者で一流のベーカーを、私は一人も知りません。

開業するに当たって一番大切なことは、美味しいパンづくりを勉強するのは当たり前ですが、トータル的な経営センスを学び取る事だと思います。

その経営センスと情熱があれば、様々な応用がきくと思います。

では、どんなお店をセレクトして修行させてもらうのが良いのか?

それは、個人個人の相性もありますので、何度も足を運ぶ事です。

その際、自分はこのようなベーカリーを目指していると言えるような、確たる経営目標のようなものを持っている事がとても重要です。

何の為に何を学びたいのか、はっきりと相手のオーナーに伝わらなければ、受け入れてはもらえないでしょう。

その段階ですでに、成功への道が決まってしまうのかもしれませんよ!









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